PCBWayで基板注文してみました

Raspberry Pi PicoやESP32を使う際にターミナルブロックでケーブルを接続できる基板が欲しかったので、PCB Wayで基板を注文してみました。

Fusion360で基板設計

基本的にプログラムを触ってきたので基板設計をしたことがなかったのですが、Fusion360で電子回路の設計ができるようなので、それを使ってみました。

電子回路設計の苦手感を払拭するくらい簡単でした(1日で設計できた)
今後は電子回路にもっと触れていきたいですね。

回路図

ピンソケットとターミナルブロック(4P)を接続するだけの回路図。

部品表にピンソケットがなかったのでピンヘッダで代用。

ターミナルブロックを実際の配置のように並べてるせいで文字が見えにくいですが、今思えばもっと離してもよかったですね。。。

配線図

Fusion360では自動配線ができるのですが、対称にならなかったので、手動で配線しました。

配線幅はとりあえず20milで設計

3Dモデル

配線図を書いて3Dモデルをクリックするだけで3Dモデルで確認できます。

本来ピンソケットを使うのをピンヘッダで代用しているのでピンヘッダで描画されていますが、それ以外は良い感じです。

PCBWayで基板注文

ガーバーファイルを出力してPCBWayに発注します。

ファイルのレビュー

基板の大きさなどの情報を書いて、見積もりを取ったらガーバーファイルをアップロードしてレビューを待ちます。

製造上の問題があったら連絡が来ると思います。

注文

レビューが完了すると注文できるようになります。

Raspberry Pi PicoとESP32 の回路が10枚ずつ、計10ドルでした(1100円くらい)

配送方法の選択

輸送方法をいろいろと選択できます。

安いとこ(China Postなど)だと来るまでに半月以上かかりますが、高いとこだと1週間以内に届くみたいです。
とはいっても差額は5ドルくらいです。

安いところを選ぶより複数種類の回路を注文して一括で届けてもらうほうが節約になりそうです。

所感

簡単に基板設計、注文ができました(設計~発注まで1日でできた)

まだ現物は届いていませんが、自分で基板を作るよりもよさそうです。
ただ、最小注文数が5枚、同じ値段で10枚まで作れるので10枚くらい作らないと試作用途ではコスパが悪そうです。
CNCは買ってあるので、1枚だけほしいときは家で製作できるようにしたいですね。

今回はPCBWayで発注しましたが、同じ会社がやっているPCBGOGOは完全日本語対応みたいです。
次はPCBGOGOで注文してみたいですね。